
このようなお悩みを解決します。
この記事で学べること
- ブログのリライトで検索順位が下がる原因3選
- ブログのリライトで検索順位が下がったときの解決策5つ
- ブログのリライトの適切なタイミングとは
- ブログのリライトのコツ3選
『検索順位を上げるためにリライトしたのに、逆にランクダウンしてしまった、、』と落ち込んでいませんか。
これはブログ初心者あるあるでして、ぼくも何度か経験してきています。
ただこの現象、シンプルにリライトに関する知識不足であり、勉強すればそのような事態も避けられるようになります。

ということで今回は、ブログのリライトで順位下がる原因3つと検索順位が下がったときの解決策5つを紹介していきます。
記事の後半では、コストパフォーマンス最強のリライト方法について解説しています。リライトの適切なタイミングやコツを知りたい方は必見です。
ぜひあなたも脱リライト初心者になってくださいね!それでは早速説明していきます!
ブログのリライトで検索順位が下がる原因3選
ブログ記事のリライトをして検索順位が下がる原因は、下記の3つになります。
ブログのリライトで検索順位が下がる原因3選
- 記事内容の再評価による一時的なもの
- Googleアップデートと被ってしまった
- 過度なSEO対策のやりすぎ
それぞれ詳しく説明します!
原因①:記事内容の再評価による一時的なもの
1番原因として多いのが、記事内容の再評価による一時的なものです。
というのも記事をリライトすると、Googleのクローラーが回ってきて、記事の再評価の期間に入ります。

そして、その再評価期間は検索順位が不安定になる傾向があります。
そのため、リライト後に検索順位が急激に下がってしまったりするわけです。
個人的な肌感だと、リライト後1ヶ月間くらいは順位が変動することが多いです。ただ時間が経つにつれて、順位変動はおさまってきます。
『この原因にたいする解決策はこれ!』といったものがないので、リライト後は順位変動がしやすいということだけ覚えておきましょう!
原因②:Googleアップデートと被ってしまった
『リライトの方法が間違っているかも、、』とよく勘違いするのが、Googleアップデートと被ってしまったケースです。
前提として、Googleは年に数回アルゴリズムをアップデートしており、それによって検索順位がおおきく変動することがあります。
これまでも下記のような大型アップデートがあり、個人ブロガーは検索順位の大幅な変動に悩まされてきました。
- パンダアップデート(2011年):低品質なサイトを排除
- ペンギンアップデート(2012年):不正な被リンクを受けているサイトを排除
- モバイルアップデート(2015年):スマホ用の見やすいサイトを優遇
Googleアップデートの影響を受けてしまった実例
✅アップデートきた~w
これがGoogleの鉄槌を食らった場合のGRCです↓↓
お手すきの際にご確認くださいませ
で、僕がやることは
とりあえず1週間、このサイトは無かったことにする。笑
下剋上期間が終わる頃に、上位記事をチェックして対策
以上#ブログ初心者 #パパブロガー #ママブロガー pic.twitter.com/4aIJRPwruP
— イチカワ@ブログで法人4期目|4児パパ🎉某オンラインスクール校長🌈 (@ichikawa_net) May 6, 2020
このようにGoogleアップデートが起こると、個人ブロガーの記事の検索順位がガクッと下がってしまうケースがあります。
そしてその検索順位がガクッと下がるタイミングとリライトのタイミングが被ってしまうと、いかにもリライトが逆効果になってしまったように見えてしまいます!
見極めるポイントは、他の記事も一緒に検索順位が下がっていないか確認することです。

原因③:過度なSEO対策のやりすぎ
過度なSEO対策は、Googleが『こいつ、〇〇というキーワードで上位表示するためにわざとらしい記事を作ってるな!』と認識して、ペナルティを課してくる可能性がでてきます。
ちなみに過度なSEO対策とは、下記のようなことを指します。
- タイトルにキーワードを詰め込みすぎている
- H2、H3に不自然なキーワードが入っている
- キーワードの出現頻度が高すぎる
- アンカーテキストに毎回キーワードが出現する
最悪のケースだと、ペナルティに該当する記事が検索結果から消されることもあります。

SEO流入を獲得したいがためにSEO対策をやっているのに、これだと本末転倒になりかねません。
なので過度なSEO対策は辞めておくようにしましょう!
ブログのリライトで検索順位が下がったときの解決策5つ
次に、リライトで検索順位が下がってしまったときの対処法を紹介していきます。
ブログのリライトで検索順位が下がったときの解決策5つ
- 1~2ヶ月ほど順位変動を見守る
- Googleサーチコンソールでクローリングを促す
- 不自然なタイトル・H2を修正する
- 検索意図からずれていないか確認する
- キーワードの出現頻度を見直す
それぞれ具体的に説明します!
解決策①:1~2ヶ月ほど順位変動を見守る
まずはリライト後1~2ヶ月ほど、順位変動を何もせず見守りましょう!

なぜなら『原因①:記事内容の再評価による一時的なもの』で述べたとおり、記事の再評価には時間がかかってしまうからです。
例えばですが、1ヶ月も経たずにまたリライトすると、リライトの効果が出たのかすら確認することができません。
つまりリライト施策が成功したのか、それとも失敗したのかわからないので、SEOノウハウが貯まることもありません。
リライトはやっていく中で、『タイトル変更のリライトは効果出やすいな〜』や『文字数を増やすと検索順位が上がりやすいな〜』など効果がでやすい施策が、徐々にわかってきます。
しかし1~2ヶ月ほど順位変動を見守らないと、その伸びやすいリライトを感覚的に掴むことはできません。
なので必ず、リライト後1~2ヶ月ほどは順位変動を見守るようにしましょう!
解決策②:Googleサーチコンソールでインデックス申請をする
記事がインデックスされておらず、再評価のプロセスに入っていないケースもあり得ます。
そういった場合は、Googleサーチコンソールでインデックス申請をするようにしましょう!
前提として、Googleは『クローリングの巡回』→『ページをインデックス』→『記事のランキング付け』といった順番で、記事を評価しています。
Googleサーチコンソールを使えば、『クローリングの巡回・ページをインデックス』をお願いすることができるので、記事の再評価プロセスを催促することができます。

インデックスされているかの確認方法
①Googleサーチコンソールを開く
②『URL検査』をクリック
③インデックスされているか確認したい記事のURLを貼り付け。
④前回のクロールがリライト後の日程になっていれば、基本的にインデックスされています。

インデックス申請のやり方
①Googleサーチコンソールを開く
②『URL検査』をクリック
③インデックスされているか確認したい記事のURLをコピペ
④『インデックス登録をリクエスト』をクリック
1分ほど待って、下記の画面になれば、インデックス登録のリクエスト完了です!
解決策③:不自然なタイトル・H2を修正する
『原因③:過度なSEO対策のやりすぎ』で説明したとおり、不自然なタイトル・H2・H3の部分は修正するようにしましょう!
ペナルティを受けている箇所を修正しないか限りは、検索順位が回復することはありません。
なのでちょっとでも『不自然な言葉になっているな、、』と感じる部分は、積極的に修正していくのがおすすめです!
ペナルティを受けやすい例(キーワード:『ブログ リード文 テンプレート』)
- 【H2】ブログのリード文のテンプレートを使うコツ
┗【H3】リード文のテンプレートを使うコツ①:250文字以内に抑える
┗【H3】リード文のテンプレートを使うコツ②:セールスライティングも混ぜる
┗【H3】リード文のテンプレートを使うコツ③:ベネフィット訴求を忘れない

H3に限らず、タイトルやH2にキーワードを含めすぎている人は注意しましょう!
修正後はタイトル・H2・H3を読みあげてみて、違和感がないかを確認します。それで問題なければOKです。
解決策④:検索意図からずれていないか確認する
またリライト後のあるあるですが、余分な追加情報を入れすぎた結果、検索意図からずれてしまうケースがあります。
リライトして2ヶ月ほど経ったあとに検索順位が下がってしまったときは、検索意図からずれていないかを確認しましょう!
実際に『RankTracker ライセンス購入』というキーワードで、検索意図からずれてしまったケースを紹介します。
『RankTracker ライセンス購入』の検索ニーズ
- 状況:RankTrackerの機能や料金プランについて調べた結果、気に入ったのでライセンスを購入したい
- ニーズ:RankTrackerのライセンス購入方法や購入する際の注意点を知りたい
『RankTracker ライセンス購入』の間違った記事構成
【H2】RankTrackerとは
┗【H3】RankTrackerの特徴
┗【H3】RankTrackerの運営会社について
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【H2】RankTrackerのライセンス購入手順
┗【H3】手順①:RankTrackerの公式サイトにアクセスする
┗【H3】手順②:RankTrackerをダウンロードする
┗【H3】手順③:有料ライセンスをダウンロードする

このように記事が検索意図からずれてしまうと、読者は『ダラダラとわかりにくい文章だな!』と思ってしまって、早期離脱が増えてきます。
そうなると、徐々に検索順位が下がっていくことが想定されます。
なのでリライトして2ヶ月ほど経ったあとに検索順位が下がってしまったときは、検索意図からずれていないかを確認するようにしましょう!
解決策⑤:キーワードの出現頻度を見直す
『原因③:過度なSEO対策のやりすぎ』で説明したとおり、キーワードの出現頻度も検索順位におおきく影響します。
なのでリライトして2ヶ月経ったあとに、検索順位が下がった場合はキーワードの出現頻度を見直すようにしましょう!
たた、キーワードの適切な出現頻度は決まっておらず、内容によっては3%であったり、5%だったりと変動します。

無料で使えるツールなので、惜しみなく使えます。
キーワードの適切な出現頻度の調べ方
①AIテキストマイニングを開きます。
②狙っているキーワードでググって、検索上位10記事を開きます。
③1つずつ記事を開き、文章をすべてコピーします。
④AIテキストマイニングに貼り付けて、『テキストマイニングする』をクリックします。
⑤10記事のキーワード出現率の平均を出します。その数値がキーワードの適切な出現頻度になります。
ブログのリライトの適切なタイミングとは
この記事を読んでいるあなたは、まだリライトの方法が確立していないと思います。
そこで、ブログのリライトの適切なタイミングを紹介していきます。
ブログのリライトの適切なタイミング3選
- 記事執筆の2ヶ月後あたり
- 検索順位が下落してきたとき
- 情報が古くなってしまったとき
それぞれ詳しく説明します!
タイミング①:記事執筆の2ヶ月後あたり
適切なタイミングの1つ目は、記事執筆の2ヶ月後あたりです。
なぜなら記事の公開直後は検索順位が変動しやすく、2ヶ月後あたりから検索順位が安定するようになってくるケースが多いからです。

なので基本的には、記事公開から2ヶ月後あたりの検索順位が固まってきたタイミングでリライトするのがおすすめです!
ただ記事によって、検索順位が固まってくる時期が【3週間】であったり【1ヶ月】だったりします。
そういった場合は、検索順位が固まってからどれほど立っているかを確認するようにしましょう!
検索順位が変わらなくなって1~2週間経っていれば、Googleのランキング付けは終わったと判断できます。
Googleのランキング付けが終わっていれば、リライトはいつでもしてOKです。
タイミング②:検索順位が下落してきたとき
適切なタイミングの2つ目は、検索順位が下落してきたときです。

というのも検索順位がある程度固まったあとの検索順位の下落は、自身のコンテンツ・競合に問題が生じていたり、Googleアップデートの影響を受けているケースが多いからです。
考えられるのは、下記のようなケースなどがあります。
- 悪質な被リンクが貼られている
- 競合サイトが同じような内容で質の高い記事を出している
- コアアップデートの影響を受けている
上記のような問題は、自身でテコ入れしないと改善されることがないので、グングンと検索順位が下がっていきます。
なので、検索順位が下落してきたときは即急にリライトするようにしましょう!
タイミング③:情報が古くなってしまったとき
適切なタイミングの3つ目は、情報が古くなってしまったときです。
読者は情報のフレッシュさを求めており、情報が古いようなブログは信頼性に欠けるとみなします。
そのため、情報が古いまま放置していると、『このブログは信用ならんな、、』と見放されてしまうことに繋がります。
読者がフレッシュさを判断している部分
なので、常にブログ記事の情報はアップデートできているか、確認するようにしましょう!

ただ仮想通貨などスピード感のあるジャンルで情報のアップデートが多い分野もあれば、不動産や転職など情報のアップデートが少ない分野もあります。
情報のアップデートが少ない分野は、リライトする項目も少ないと思うので、日付だけ更新するなどもおすすめです!
ブログのリライトのコツ3選
ブログのリライトの適切なタイミングがわかれば、次はリライトのコツを勉強しましょう!
ブログのリライトのコツ3選
- そのキーワードの検索上位にある記事を参考にする
- SEOライティングを活用する
- リライト後は仮説検証までセットでやる
それぞれ具体的に説明します!
コツ①:そのキーワードの検索上位にある記事を参考にする
1つ目のコツは、そのキーワードの検索上位にある記事を参考にすることです。
というのも検索上位にランクインしている記事は、Googleから優れた記事であると評価されているからです。

具体的には、下記のようなポイントを参考にするのがおすすめです!
- ブログ記事の目次を見比べて足りない部分はあるのか
- どのような画像や動画が挿入されているか
- 内部リンクはどのように繋がれているのか
- 文字数で劣っていないか
その中でも特に効果が高いのが、『ブログ記事の目次を見比べて足りない部分はあるのか』を確認することです。
競合サイトの見出しを取り入れることによって、効率的に検索順位をあげれるようになり、SEO流入を伸ばすことができます。
Googleが評価しているポイントは、検索上位の記事をみればわかります
なので自分よがりな記事を作らずに、競合サイトから真似できる部分はドンドン真似していきましょう!
コツ②:SEOライティングを活用する
2つ目のコツは、SEOライティングを活用することです。
リライトの目的は検索順位を上げることだと思いますが、それに欠かせないのがSEOライティングになります。

具体的には、下記のようなポイントを意識することが大事です。
- 記事を書くときには検索上位を狙うキーワードを決める
- タイトルにキーワードを含める
- H2、H3(見出し)にキーワードを含める
- 本文にもキーワードを満遍なく散りばめる
その中でも、特に重要なのが『記事を書くときには検索上位を狙うキーワードを決める』という部分です。
このキーワードを決める時点で、個人ブロガーが勝てないようなキーワードを選んでしまうと、どれだけ頑張っても上位表示ができません。

なのでキーワード選定のときは、下記のようなポイントを意識して選ぶようにしましょう!
- 競合性は『低』になっているのか
- 検索順位10位以内に個人ブログはあるのか
- 検索ボリュームは10~100以上になっているのか
ちなみに有名ブロガーであるマナブさん(@manabubannai)が使っているツール『RankTracker』を使えば、ブログ初心者でも高確率で勝てるようなキーワードをできるようになります。
RankTrackerのキーワード選定術は、『【裏技】RankTrackerで勝率80%のキーワードを選定する方法5選』にまとめています。
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【裏技】RankTrackerで勝率80%のキーワードを選定する方法5選
続きを見る
本気でSEO流入を獲得したい方は、読んでみてくださいね!
コツ③:リライト後は仮説検証までセットでやる
3つ目のコツは、リライト後は仮説検証までセットでやることです。
なぜなら仮説検証まですることで、成功したリライト方法を横展開できるようになるからです。
例えばタイトル変更のみのリライト5分で、検索順位が17位から5位まで上がった場合。コスパ最強のリライト方法とわかるので、今後は反応率のわるい記事を片っ端からタイトル変更をするなどの施策が打てます。
こういったリライトのノウハウが貯まってくると、ブログの成長スピードが急速に上がっていきます。
ちなみにリライト後の仮説検証は、下記の2ツールで出来ます。
- Googleサーチコンソール:クリック数や表示回数、クリック率の変化を追える
- 検索順位チェックツール:リライト後の検索順位をグラフで追える

『ブログは勉強と同じく、答え合わせをしたあとに良かったこと・悪かったことを振り返ることが大事です』
なので必ず、リライト後は仮説検証までセットでやるようにしましょう!
ブログのリライトに関するよくある質問
最後に、ブログのリライトに関するよくある質問に答えていきます。
ブログのリライトに関するよくある質問
- タイトル変更だけのリライトは効果が高いの?
- Googleサーチコンソールのみでリライトはできますか?
- リライトで大活躍するツールとは?
それぞれ答えていきます。
質問①:タイトル変更だけのリライトは効果が高いの?
タイトル変更は時間をかけずに効果を出せる最強のリライト方法です。
ちなみにぼくは、H2にキーワードを含めるリライトだけで、検索順位を【17位→5位】まであげた経験があります。

簡単にできるリライトなので、ぜひやってみてくださいね!
質問②:Googleサーチコンソールのみでリライトはできますか?
リライト自体はできます!
Googleサーチコンソールに向いているリライト方法が、下記のとおり。
- 既存記事のキーワードのチューニング
- 平均クリック率を見てタイトルを改善する
Googleサーチコンソールを使った具体的なリライトのやり方は、『Googleサーチコンソールの使い方』で詳しく説明しています。
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RankTrackerとGoogleサーチコンソールの3つの違いとは?使い分けは必須です!
続きを見る
ただリライト後の仮説検証をしたり、適切なタイミングでリライトをしたりするのには適していません。
なのでSEO集客を本気で考えているなら、同時に検索順位チェックツールを導入するのがおすすめです!
【まとめ】ブログの検索順位が下がるときはリライト方法を見直そう!
今回は、ブログのリライトで順位下がる原因と5つの対処法を説明してきました。
対処法をしっかり行わないと、そのままズルズルと検索順位が下がってしまう可能性もあります。
なので簡単におさらいしておきます。
ブログのリライトで検索順位が下がったときの解決策5つ
- 1~2ヶ月ほど順位変動を見守る
- Googleサーチコンソールでクローリングを促す
- 不自然なタイトル・H2を修正する
- 検索意図からずれていないか確認する
- キーワードの出現頻度を見直す
ですが、それ以上に大切なのが『検索順位が下がらないようなリライト』ができるようになることです。
まだリライトのやり方が固まっていないという方は、ぜひ『ブログのリライトのコツ3選』を実践してみてくださいね!